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アンリ ビュータン [音楽日記]

Henri Vieuxtemps
1820年、ベルギー生まれのバイオリニスト。
バイオリン協奏曲第4番、第5番が有名。
4つの楽章からなる大曲の第4番も素晴らしいが、休みなく奏される第5番も秀逸。個人的には第5番に芸術的高度さを感じる。フランコ=ベルギー楽派の大家であった。師匠がシャルル・オーギュスト・ベリオ、ブリュッセル音楽院の後任がヘンリク・ヴィエニャフスキ、弟子にウジューヌ・イザイ、イザイからはさらにオスカー・シュムスキー、ナタン・ミルシュテイン、ジョゼフ・ギンゴールド、ギンゴールドの弟子にはジョシュア・ベルと、脈々と続いている。
重音やハーモニクスが得意だった模様で、そうした技巧が作品には反映されている。
作品はバイオリニストの作品にありがちな技巧優先の曲作りではない。非常に洗練された高度な楽曲との評価が高い。
その他、アメリカの思いで(ヤンキー・ドゥードゥル)、バラードとポロネーズ、ファンタジアアパッショナートなど、傑作が多い。私は、バラードとポロネーズが好きです。弾くとちょっと長い曲ですが。グルミュオの演奏がおすすめです。
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